【学園都市新聞】超投手戦で終盤に先制するも直後に追いつかれ、延長戦の末サヨナラ負け

  立川レースガンズは9日、野球少女リーグplusで対戦がある名古屋セントパンダボンバーズと練習試合を行い、延長11回の末に1-4でサヨナラ負けを喫した。先発投手のシャットアウラ投手は6回を投げ無失点に抑え込むと、7回に滝壺理后内野手がタイムリーヒットを放ち超投手戦の中先制点を奪った。しかし、このリードを2番手投手のミサカ妹投手が直後の守備で2本の二塁打を浴び吐き出してしまった。その後のピンチは3番手投手の鳴護アリサ投手が火消しをしてみせた。同点のまま延長戦に突入したが、11回の守備でサヨナラホームランを浴び万事休した。

 「延長戦で点が取れなかったことと継投ですね」と初春飾利監督は試合後に悔しさをにじませた。先発のシャットアウラが無失点に抑えている間、打線は相手先発投手の遅い変化球を中心とした投球術の前に手も足も出ず無安打に抑え込まれていた。それでも7回に先頭打者の絹旗最愛内野手が三塁打を放ち無安打を阻止するとともに絶好にチャンスを作ると、1死となるも滝壺がタイムリーヒットを放ってみせた。前の仁川SAOタイガース戦でも絹旗がチャンスメイク、滝壺が打点という形を作っていた。ただ、得点のパターンは現状これだけで、タイブレーク制である延長戦に突入したものの、10回は4番・神裂火織外野手の併殺打と相手野手のファインプレー、11回は1死満塁から雲川芹亜捕手、帆風潤子外野手が相次いで内野フライに打ち取られ得点を挙げることができなかった。最後は操歯涼子投手がサヨナラホームランを浴びて敗戦が決まったが、敗因は打線であることは明確だ。

 開幕まであと1か月。4番以降の打線が機能するかどうかがチームの浮沈を決めるといっても過言はないだろう。野手の奮起に期待したい。



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